組合名 | 鶴岡織物工業協同組合 | URL | http://www.kibiso.jp/ |
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住所 | 〒997-0017 鶴岡市大宝寺日本国223-5 松岡(株)鶴岡工場内 | ||
電話番号 | 0235-22-0507 | FAX番号 | 0235-22-0507 |
設立 | 昭和26年10月 | 出資金 | 3,247千円 |
組織形態 | 同業種同志型組合 | 地区 | 鶴岡市、酒田市 |
主な業種 | 絹織物製造・精錬・捺染 | 組合員 | 4人 |
組合専従者 | 1人 |
~キビソを活用した新素材と高付加価値型シルク製品開発~
地域資源活用事業の認定を受け、絹糸製造工程で抽出されるキビソを活用して新素材と高付加価値型シルク製品を開発、全国に販路開拓を実施し、組合と産地の知名度を向上。
鶴岡市は全国でも数少ないシルク産地であるが、近年は安価な輸入品に押されて衰退傾向にあった。こうした中、新たなシルク製品を生み出し産地の存続を図る必要性を感じていたが、ちょうどファッション業界の著名人が鶴岡を来訪した際にキビソに目をとめたことがきっかけとなり、本格的に製品化に取り組むこととなった。平成19年より地域資源事業認定申請の準備を進め、平成20年2月に国の認定を受けることが出来た。
地域資源認定事業では、商品開発と、販路開拓・ブランディングに取り組んだ。商品開発では、真綿やオーガニックコットンと混ぜた糸を作ったり、衣料・小物雑貨等、様々な製品開発に着手した。著名なテキスタイルデザイナー等の外部人材を活用するとともに、県内外の企業とも連携して、バッグやタオル、スリッパ等様々な分野の商品を開発した。販路開拓とブランディングでは、首都圏の百貨店や駅ビルなどで展示会を開催して、商品の紹介と営業活動を展開するとともに、マスコミなどの取材を中心に働きかけを行った。
首都圏の大手百貨店等と直接取引するに到ったり、Webサイトで商品が販売されるなど、新たな高付加価値型シルク製品として市場の認知度が高まったり、さらに国内でも数少ないシルク産地としての当地域をアピールする大きな機会にもなっている。今後はファッション分野以外の製品にも活動を広げる予定である。