山形県中小企業団体中央会
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組合名山辺商業協同組合(山辺町)
設立昭和43年12月 組合員 44人
組織形態 カード組合 主な業種 小売業、サービス業
出資金 243万円 地区 山形県
組合専従者 10人

〜JR乗車券の販売受託とポイントカード事業の展開〜

JR乗車券販売事業を受託するとともに、乗車券が購入できるポイントカードを発行。加えて、町営温泉施設で売店と食堂を運営。

背景と目的

 平成8年のJR山辺駅の無人化に伴い、駅の荒廃が危惧されたため、町が切符販売事業を受託。更に町の依頼を受けて、組合が受託することとなった。加えて、町営温泉施設での売店や食堂の運営についても、商工会を通じて打診があり、組合で検討した結果、事業として実施することとなった。

取り組みの内容

 切符販売事業では3人を雇用し、交代制で勤務しており、その人件費のうち270万円は、町から補助を受けている。切符販売額の5%、定期券販売額の 1.8%が組合の収入となる。従来から実施しているポイントカード事業と組み合わせ、たまったポイントで乗車券が購入できるようにしている。一方、町営温泉施設における売店と食堂については、テナントとして入居している。

成果

 駅の無人化が回避され、手数料による収益も出ている。売上はJR乗車券が約6,000万円、売店が1,800万円、食堂が850万円となっている。乗車券購入にもポイントが付くため、定期券購入が特に好調で、10パーセント以上の伸びを示している。これら事業を実施したことにより、ポイントカード事業の落ち込みがカバーされている。


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