組合名 | 協同組合米沢商店街連盟(米沢市) | ||
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設立 | 昭和52年12月 | 組合員 | 280人 |
組織形態 | 商店街組合 | 主な業種 | 小売業、サービス業 |
出資金 | 120万円 | 地区 | 米沢市と南陽市の一部 |
組合従業員 | 1人 | ||
URL | http://www.yonezawa-shop.com/ |
〜ICカードを活用した複数商店街の販売促進事業〜
助成金を有効に活用してカードシステムを高度化。新たなICカードシステムは、市内商店街で共通に使え、共同販促の核となっている。
米沢市と南陽市の一部商店で利用できるカードシステムがあったが、コンピュータ2000年問題に対応していなかったため、機器を更新する必要に迫られた。更新に際し、若手を中心とする委員会で検討を進め、ICアイメッセカードを導入することになったが、助成金を有効に活用することにより、組合員の負担は大きく軽減された。
情報処理に関しては、以前はVAN会社に委託していたが、組合事務局で処理するシステムに変更し、きめ細かなデータの処理と活用が可能となり、インターネットを活用して組合員へのスピーディーな情報の提供も可能となった。また、このシステムでは、クレジットカードとデビットカードの処理も可能となっている。
新システムへの切り替えは12年10月からであり、旧カードホルダーがスムーズに新システムに乗り換えられることが、成功するための大きな課題である。旧カードシステムはポイント交換率が60%台と低い水準にあったが、新システムはICアイメッセカードであり、簡単なメッセージを表示することもできるため、販売促進のツールとしてはより高い効果が期待できる。またカードシステムの検討は組合の若手が中心に進め、理事も大幅に若返ったことにより、熱心に事業に取り組む体制ができたことも、事業の大きな成果である。
将来は病院の診察券として活用できるよう、新たな研究にも着手しており、総合的な地域カードとしての役割を期待されている。

ふれあいCARDパンフレット